インターンシップ実習生レポート    2002年冬版


早稲田大学政治経済学部 塩屋哲子さん


 「少年みたいな人」初対面の時に受けたその印象は、インターンシップ期間を経てますます強くなりました。
 目の輝きっぷりといい、笑いっぷりといい、いつもなんか仕掛けてやろうとたくらんでるところといい、ほんとに森さんは少年みたいな人です。
 「ちょっとお茶でも飲みながら、来週の予定を決めましょうか。」インターンシップの一日の日程を終えて、駅まで車で送ってもらっている時でした。そう言ってファミレスに入り、次回の予定を相談。その後、討論の仕方から、市民参加について、民主主義と多数決について等、目をキラキラさせて話をしてくれ、ふと時計を見ると2時間(!)以上経過していました。実は、途中すごくトイレに行きたかったのですが、あんまり熱く語ってくれるので言い出せず・・・と、話が途切れたところで森さんのほうが立ち上がり、「ちょっとトイレ。」なーんだ森さんも行きたかったのか、と一人残された私はこっそり笑ったのでした。
 それは市議選投票日前日。最後の選挙運動日ということで、森さんのスポット演説にも力が入ります。とその時、某党某候補者の選挙カーが目の前を通りました。すると森さんはそれまで以上に声を張り上げて、「地方政治に政党はいらない!!!!!」と絶叫!そんなけんか売ったらやぱいんじやないの?と、聞いているこっちがハラハラ。その出来事を後でみんなに話している時の森さんの笑い声といったら、いたずら坊主そのものでした。
 さて、私は、いわゆる「しらけ世代」代表のような人間で、「どうせ何やっても世の中変わらん」を座右の銘(?)に21年間過ごしてきました。が、議会でも会派を組まず一人で(その分、いい支援者がいっぱいいるけど)頑張って、しかもちゃんと結果も出して、ちょっとづつ議会を変えてる、そんな森さんを見ていて少し考えが変わりました。
 「変えようとすれば、変わる。」のかも。 (早稲田大学政治経済学部4年 塩屋哲子さん)




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