陳情第2号 使い捨てプラスチック容器を減らす努力に関する陳情(平成15年1月21       日受理) 提 出 者 東久留米市南択一丁目           健康情報の普及「ジュンナ」    寺 田 多 計 至 陳情事項   ごみをこれ以上出さないためにも、税制も含めて、企業が使い捨てプラスチック  容器の使用を減らすよう、指導していただきたい。 趣  旨  地球上の動物や人間が絶滅しそうです。未来の子どもたちを救ってください。  環境汚染が予想以上に深刻な状態になっています。日本テレビのザ・ワイドなどに よると、日本の海岸は流れ着くプラスチック容器などで、整理しても整理してもすぐ にごみでいっぱいになり、切りがないそうです。長野県の水源地の近くにごみの不法 投棄揚が2,000から3,000もあり、環境汚染によって多くめ動物、植物が絶滅の危機に あり、調査しただけでもその数は動物5,453種、植物5,714種になると言われています。  私たちは、今大量の化学物質を全国にまき散らし、みずかち環境破壊をつくり出し ています。しかし、多くの人々は、ひそかに深く進行している環境破壊の重大さに気 づいていません。  日本ほどごみを焼却している国はありません。お金もかかります。1日100トンの ごみ処理能力施設の1基は70億円必要です。日本では使い捨てプラズチックを大量生 産、大量消費、大量廃棄、大量焼却し、大量の化学物質を全国にまき散らし、空気、 土、水、食べ物を汚染し続けています。今ダイオキシンだけが注目されていますが、 ダイオキシンは環境ホルモンの氷山の一角です。人間が分析できない微量の化学物質 はたくさんあるはずです。  子どもたちの体にも障害が生じていて、奇形児の出産が激増しています。昭和61 年度のデータでは50%の赤ちゃんが流産、死産だったとされ、また、東大医学部の発 表では流産の85%は奇形児であって、障害を持って生まれてくる新生児が増加してい るという資料も出されています。また子どもたちの脳にも障害が生じています。奇形 児出産の上内臓奇形や脳欠陥もあり、自閉的傾向を持った子どもたちがふえています。  大気も水も土壌も環境汚染されており、新生児の外形奇形、内臓の異常、知的障害 や動物や植物が絶滅していくのを見ると、このまま放置するわけにいきません。  環境汚染を減らす第一歩として、使い捨てプラスチック容器の使用を減らす運動を すべきです。