陳情第10号 医療改定実施の中止を求める意見書採択の陳情(平成15年3月6日受理) 提 出 者 西東京市谷戸町             西東京社会保障推進協議会 会 長 酒 匂 一 雄 陳情趣旨  昨年7月、1兆500億円もの医療費負担増を伴う健康保険法が改正されました。世論 調査では6割以上の国民が健康保険法の改正に反対し、3,000万筆にも及ぶ反対署名が 国会に届けられました。しかし、昨年10月には高齢者の窓口1割負担(一郎には2割 負担)が実施されました。そして、今年4月からサラリーマンの窓口3割負担が実施 されようとしていて、この医療費3割負担の凍結を求める世論が大きく盛り上がって います。  日本医師会、日本歯科医師会などの4団体は、昨年12月「3割負担凍結」「お年寄り の自己負担軽減」で共同声明を発表し、年末には都内で街頭宣伝を行いました。また、 2月12日には野党4党の「健康保険3割負担凍結法案」が国会に提出されました。  不況のときこそ、国の負担をふやして、社会保障制度を拡充するべきではないでし ょうか。私たちは、市民生活の改善、景気回復のためにも医療・年金・介護などの社 会保障を充実させてほしいと思います。  下記の事項について、内閣及び関係省庁に意見書として提出してくださるよう陳情 いたします。  【政府への要請事項】  健康保険本人3割負担を中止すること。