陳情第15号 公共施設バリアフリーでのエスカレーター設置について慎重審議、再考        の陳情                  (平成15年3月10日受理) 提 出 者 西東京市田無町            藤 川 利 子 陳情要旨  公共施設バリアフリーでのエスカレーター設置について慎重審議、再考し、エレベ ーターでの対応を図ってください。 陳情理由 ・ 今期予算で、ひぱりケ丘・東伏見駅のバリアフリーということで4億5,000万円、  そのうち市の負担1億5,000万円が計上されています。バリアフリー法でエレベータ  −・エスカレーターはセットといい、国・西武の負担があり、市は3分の1で設置  でき、また長年の市民要望もある。あれば便利なことも確かです。しかし、どこで  も必ずしもセットで設置することがいいとは限りません。本当に必要な方たち、車  いす・ベビーカーなど、エスカレーターは利用できません。 ・ 地球規模で考えたとき、まさにエネルギーを求めて先進国同士の争いが戦争にな  る最悪の事態まで事は重大な局面です。東京電力の節電お願いの文書が配られまし  たが、原子力発電17基のうち12基がとまり、東京都庁でもエスカレーターは、時間  により停止している状況です。 ・ 地球温暖化や環境汚染・経済的にも、私たちの生活の便利さ、快適さを追い求め  る時代ではありません。市議会におかれましては、先見性を持って市民の要望に我  慢をして   もらうよう説得することも時に必要です。バリアフリーの考え方に  基づいて、古い地区館などエレベーターを早急に設置する必要があります。 ・ 駅のバリアフリーについては、乗降客の多さとか、どうしても必要か再検討して、  エレベーターのみで対応できるのではないか慎重に議論してください。