陳情第23号 生活習慣病の治療に代替医療を第一選択とする医療制度改革に関する陳       情(平成15年5月19日受理) 提 出 者 東久留米市南沢           寺 田 多計志 陳情事項  生活習慣病の治療に代替医療を第一選択にすることにより、効率的で質の商い医療 サービスの実現と、ふえ続ける医療費の抑制、さらに予防医療の実現が可能になる。  したがって、国に対して生活習慣病の治療の第一選択肢に、代替医療を取り上げる ように、意見書を提出されることをお願いします。 陳情趣旨  私の住んでいる東久留米市の平成15年度の予算を見ると、税収は約154億円なのに歳 出の予算は約584億円、この中に国民健康保険特別会計は約86億円、老人保健特別会計 は約78億円、介護保険特別会計は約37億円にもなり、今までの市の貯金も底をつき財 政は破綻寸前です。医療費の削減は急務です。  現在、日本の医療費は年間33兆円、しかも毎年1兆円ずつふえています。医療ミスも 多く、病人はふえる一方、しかも西洋医療の治療を受けてもなかなか治らないなど医 療に対する不信は深いのです。  読売新聞(2003.4.11)によると、老人医療費の増加などで昨年度の日本の健康保 険組合の90%が赤字祖合で、一部の健康保険祖合は解散しています。  私の知っているある女性はうつ病で、10年間も西洋医療の薬を飲んでいるが病状は よくなるどころか悪くなる一方です。最近では体がだるい、頭がボーとする、気分が 悪いなどでほとんど一日中寝ています。ある男性は高血圧で、医者から薬を一生飲む ように言われています。これでは病人は減りそうもありません。  代替医療は、西洋医療(薬、手術、放射線療法中心)以外の効果のあるすべての治 療法を含みます。甲田式、鶴見式などの食事療法、運動療法、玄米発酵食品などの機 能性食品、アロマテラピー、マッサージ、整体、交流磁気治療器などの理学療法など を含みます。  生活習慣病の治療が、西洋医療から代替医療へと移行しているのは世界的な傾向で す。アメリカでは国家が西洋医療による生活習慣病の治療に失望し、今では率先して 代替医療の研究に莫大な予算を投入しています。アメリカでは、西洋医療よりも代替 医療の比重が商くなっています。  これからは病人、老人の寝たきりの少ない社会をつくる必要があります。現在の患