議員提出議案第13号    東京都立多摩老人医療センター歯科の存続を求める意見書  上記の議案を会議規則第14条の規定により提出する。 平成15年9月26日                   提出者 西東京市議会議員 小 林 たつや                   賛成者 西東京市議会議員 酒 井   澄                       西東京市議会議員 新 井 五 郎                       西東京市議会議員 相 馬 和 弘                       西東京市議会議員 保 谷 清 子                       西東京市議会議員 倉 根 康 雄                       西東京市議会議員 保 谷 七緒美                       西東京市議会議員 二 木 孝 之                       西東京市議会議員 保 谷 育 彦 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    東京都立多摩老人医療センター歯科の存続を求める意見書  多摩老人医療センター歯科は、北部多摩地区の開業歯科医にとり、極めて大きなよ りどころとなっています。有病者・高齢者・障害者の二次医療機関として開業医と連 携し、迅速に効率のよい医療を提供しています。  東京都は、公社化検討委員会で医療施設の再編・統合を検討しています。多摩地区 では、府中病院が基幹病院に位置づけられた結果、直轄の都立となり、多摩老人医療 センターは医療公社に移管され、不採算部門は廃止の原則があると言われています。  もし、多摩老人医療センター歯科が不採算部門であることを理由に廃止されるとす るならば、北部多摩地区の開業歯科医は都立府中病院の歯科とのみ連携することとな ります。この府中病院との連携は高齢者・有病者・障害者にとって、1歯科治療のため に、多摩地区の南北の交通アクセスが整備されていない状況の中での通院を強いられ ることとなり、実質的に不可能に近い状況です。  多摩老人医療センター歯科の廃止は、西東京市民にとっても、大きな保健・医療・ 福祉の後退につながります。  したがって、多摩老人医療センター歯科の果たしているかけがえのない役割を考慮 し、ぜひ存続することを強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成15年9月 日                       西東京市議会議長 石 毛   茂  提出先 東京都知事