┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 陳情第12号 住吉公民館の移転に関する陳情(平成16年3月10日受理) 提 出 者 西東京市保谷町         公民館をよりよくする会 代 表 奥 津 とし子 陳情事項 1 今回の建てかえの場所、移転については、これまでの利用者の意見を十分聞き尊  重してください。 2 その建てかえに当たっては、利用者を含む建設検討委員会を設け、設計段階から  市民参加を実現させてください。 3 住吉公民館の建てかえについては市民の積年の思いであり、早期実現が必要です。 陳情趣旨 1 公民館利用者懇談会が1月20日から順次ありました。多くの利用者が集まるよい  機会でしたが、こうした住吉公民館の移転にかかわる大事な問題などは特に出され  ませんでした。   ところが、「保谷駅南口の再開発ビル」に住吉公民館が移転する方向が打ち出され  たと聞き、驚きました。しかも利用者の意見を全く聞いていないことです。 2 市民参加条例は、市民参加について市の政策立案、施策運営等に当たって、広く  市民の意見を反映させることを明記しています。市民参加条例の精神並びに市民参  加の基本原則から考えても、今回の建てかえの場所、移転については、利用者の意  見を十分聞き、尊重する必要があります。   公民館は単なる建物だけではありません。公民館には地域の人々の暮らしや生き  がいがいっぱい詰まっているのです。33年間の歩みがこの住吉の地に根づいている  のです。市民と日常的に最もかかわりの深い公民館の建てかえには市民の意見を十  分聞き尊重してください。 3 住吉公民館は33年の歴史を住民とともに歩み、地域に、人々に根づき、身近な公  民館として多くの市民に利用されてきました。しかし、33年という歳月を経たこと、  公民館活動の多様化に伴い、施設・設備も不十分のまま活動している現状がありま  す。安全で、活動に伴い使い勝手のよい公民館に建てかえてほしいことは市民の積  年の願いです。 4 これからの建てかえに当たっては、利用者など市民参加による建設検討委員会を  設けて、どんな公民館にしていくのか、市民に使いやすくするにはどんな設備が必  要かなど、基本設計の段階から市民の意見を反映させていく必要があります。   現在の住吉公民館は、旧保谷市住吉町に保谷市公民館(当時)として1971年l1月   (昭和46年)複合施設の3階に開館しました。   その後も旺盛な市民の学習活動はさらに充実した施設設備を持つ公民館の増設を  念願し、ついに1987年4月、宿願の柳沢公民館(当時)を市民参加の建設検討委員  会で開館にこぎつけました。この市民参加の成果を評価され、さらに1990年4月、  ひばりが丘公民館建設も市民参加の建設検討委員会によりなし遂げた経過がありま  す。   旧保谷市の3公民館は、こうして市民の熱い要求を行政が受けとめ実現してきた  ものです。