┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 陳情第21号 教科用図書採択に際し教科担当教員の専門性を有効活用できるシステム       の維持を求める陳情(平成16年6月7日受理) 提 出 者 西東京市南町           フォーラム「子どもと学校」  小 崎 令 子 陳情項目 1 教科用図書採択に際し、その選定作業の過程において教科担当教員の専門性を有  効活用できるシステムを維持してください。 陳情趣旨  今年度は小学校教科用図書の採択の年に当たります。教科用図書採択に際しては、 以下の点を御考慮願いたく、陳情いたします。  教科用図書は、申し上げるまでもなく、日々、教室で使用されるものです。いずれ の教科についても、実際に教科書を用いて児童生徒の指導に当たるのは教員であるこ とは周知のとおりです。  教科用図書の採択に当たっては、保護者や市民を含め、さまざまな立場から意見を 出し合い、よりよいものを採択するよう努めることは当然です。しかし、その選定作 業の過程において、すべての教科について数社に及ぶ教科書をすべて精読し、そのい ずれもに対して公正かつ学問的に正確な判断をすることは並大抵ではありません。  以上をかんがみますと、教科教育について専門的知見を有する立場からの適切な意 見を取り入れることなしには、市内小中学校に学ぶ児童生徒に対して、真に責任ある 教科用図書採択をすることは極めて困難ではないかと思われます。  教科用図書選定作業の過程においては、教科担当教員の専門性を有効に活用できる 現行の採択システムを維持していただくことを、児童生徒の保護者として強く望みま す。