┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 陳情第39号 ごみ排出量の半減を目標とし、「ごみ1/2宣言」を求める陳情(平成16       年9月1日受理) 提 出 者 西東京市ひばりが丘北       ごみゼロを目指す市民の会  代 表  坪 井 照 子 外1名 陳情趣旨  今年の夏は記録的な高温が続き、地域的に偏って大雨が降り、各地で大きな被害が 出ました。このような天候異変は、私たちの暮らしから生じたものだと認識せざるを 得ません。  私たちの生活に直結する「ごみの焼却問題」は、環境を汚染するばかりか、地球温 暖化に関係し、自治体の財政面でも大きな負担となっています。  西東京市の平成14年度廃棄物事業概要によると、清掃事業にかかわる経費は一般会 計の5. 1%、29億7,000万円余で、1人当たりの年間経費1万6,276円が使われていま す。ちなみに一般ごみ1トン当たりの処理経費は7万7,000余円となります。  西東京市の最終処分場への平成14年度の焼却残流及び不燃物の搬入量は7,907m3に 対し、搬入配分量は7,037m3です。ここで870m3がオーバーして、この分のペナルティ ーの支払い義務が生じるわけです。  また、処分場延命対策としてのエコセメント問題があります。根本問題であるごみ 排出量を減らすことを考えない後追い対策は、財政にさらに負担をかけることになり ます。  平成15年5月の柳泉園組合可燃ごみピット(試料採取1万7, 008kg)のごみ質分析に よると「ごみの物理的組成(乾ベース)」の可燃分は紙類45%、厨芥類18. 8%、布類4. 4%、 草木類10. 8%、プラスチック硬質0. 1%、軟質15. 7%、その他2. 4%、不燃分には金属 類1.9%、ガラス、瀬戸欠け、石、砂など0. 9%でした。これらから資源化できるもの が見えてきます。 1 排出源でごみを半減する。行政も市民との協力関係のもと減量計画を立てる。 2 生ごみ及び剪定枝堆肥化のための回収システムの見直しをする。 3 17年度基本計画の「容器包装リサイクル法」に基づき、白色トレー、ペットボト  ル以外の「その他プラ」の資源化を図る。 4 ごみになるものは買わないキャンペーン。  などが考えられます。 陳情項目  平成14年の家庭ごみ排出量、1人1目平均576 g (1世帯1目1,305 g )を1人300 gにすることを、平成21年までに行政・市民協働で達成するよう、「ごみ1/2西東京 市宣言」を求めます。