┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 陳情第45号 補助金支給に関する陳情(平成16年11月26日受理) 提 出 者 目黒区原町  中 島 隆 枝  外392名 陳情事項 1 社会福祉法人西原樹林会への補助金停止を解除し、青い鳥の運営を援助してく  ださい。 陳情理由  介護保険制度がスタートした平成12年4月、西東京市内に特別養護老人ホーム「青 い鳥」が設立され、入所者の受け入れ・運営が開始され、今年で5年目を迎えていま す。  2階、3階の50人の入所者の状態は、歩行・食事は自力でできる者から、軽骨栄養 で機械入浴のサービスを受けている者まで、さまざまなレベルであり、年齢も69歳か ら97歳の高齢者までが入所しています。スタッフの方には、家族以上に誠心誠意のケ アをしていただき、入所者の家族として感謝の念でいっぱいです。  とはいえ、高齢ですので、個々の入所者で見れば、わずかずつ要介護度は上がって いきます。ですから、入所者の経過をよく把握している経験豊かなスタッフが、施設 の先行きに不安を抱き離職することのないよう、むしろさらに充実し、サービスを受 けられるよう切に願っております。  平成14年5月の新聞報道以降、「青い鳥設立当初の東京都からの補助金受給に際し て元理事長の私文書偽造」が裁判となり、都の調査とその後の指導による「社会福祉 法人(西原樹林会)の全理事交代」がありました。昨年の夏、元田無市の行政に携わ った方が新理事長になり、これで正常な法人運営がなされると家族も職員の方々も期 待していました。ところが、今年6月に新理事長他多数の理事の辞任という事態が発 生してしまいました。「西東京市の姿勢に失望した」と伺っております。その影響を受 け将来に不安を感じるスタッフも少なくありません。事実、退職していったスタッフ もおります。そのため、残っているスタッフに負担がかかってきており、ますます悪 福環に陥っています。  私たちは、この混乱の収拾には、西東京市による「西原樹林会(青い鳥)への補助 金の凍結」の解除しかないと考えます。私たち家族からすれば、東京都が設立の認可 をし、西東京市も平成12年度・13年度の2ヵ年にわたり補助金を支給していた施設に、 介護の必要な家族をお願いしたのであって、いねば行政のお墨つきがあるところを選 択したのです。入所者や職員には責任はないのです。そして、今から別の施設を選択 することは不可能なのです。  目黒区では区民から裁判を起こされていても行政としての判断をし、平成14年度も 平成15年度も西原樹林会への補助金を支給し続けています。ところが、西東京市は「目 黒区の裁判の経緯を見て」として、予算が組まれているのに、西原樹林会への補助金 支給を棚上げしています。  なぜ、西東京市に目黒区と同様の判断ができないのでしょうか。青い鳥は、待機し ている方の多い、市民に必要な施設のはずです。特養施設の運営は「待ったはなし」 と考えていただきたいと思います。青い鳥で安心して暮らせるよう、署名を添えて陳 情いたします。