┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 議員提出議案第12号    少人数学級の早期実現を求める意見書  上記の議案を会議規則第14条の規定により提出する。   平成16年6月17日                  提出者 西東京市議会議員 渡 辺 嘉津子                  賛成者 西東京市議会議員 蔵 野 雅 章                      西東京市議会議員 山 崎 英 昭                      西東京市議会議員 大 塚 光 男                      西東京市議会議員 中 田 恵美子                      西東京市議会議員 海老沢  進                      西東京市議会議員 岩 越 笙 子                      西東京市議会議員 安 斉 慎一郎                      西東京市議会議員 中 山 寛 子    少人数学級の早期実現を求める意見書  国は、平成13年(2001年)「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に 関する法律」を改正し、都道府県の判断で、40人を下回る学級の設置を可能にした。 その結果、全国で少人数学級の導入が広がりつつある。  文部科学省によると、公立小中学校で、少人数学級を導入している都道府県は、平 成16年度(2004年度)は42道府県に拡大するとの見通しであることから、現在少人数 学級を実施していないのは、東京都、岐阜県、香川県、佐賀県、石川県のみとなる。  既に少人数学級を導入した自治体の学校では、「子どもたちが落ちついてきた」「発 言の時間がふえた」「きめ細かい指導が効果的にできる」などの評価が出されていると 聞く。  学校週5日制及び新学習指導要領が実施されて2年が過ぎたが、指導内容の削減等 で、児童・生徒の学力低下の懸念が出されている。このような状況の中で、どの子に もわかる授業、行き届いた教育、より心を豊かに培う環境、そして学級の安全上にお いても、少人数学級の早期実施は、子どもは無論、保護者、教職員、市民の共通の願 いである。  平成6年(1994年)日本が批准した「子どもの権利条約」29条(教育の目的)の中 にもうたわれている「児童の人格、才能並びに精神的及び身体的な能力をその可能な 最大限まで発達させること」の条件整備のためにも、少人数学級の実現が急がれる。  よって西東京市議会は、東京都において少人数学級を早期に実施することを強く求 めるものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成16年6月 日                        西東京市議会議長 石 毛   茂  提出先 東京都知事、東京都教育委員会委員長