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議員提出議案第16号

　　　中央自動車道高井戸・八王子間の料金撤廃を求める意見書

　上記の議案を会議規則第14条の規定により提出する。

　　平成16年9月24日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　提出者　西東京市議会議員　中　山　寛　子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　賛成者　西東京市議会議員　浅　野　高　司
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　保　谷　七緒美
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　佐々木　順　−
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　土　井　節　子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　海老沢　　　進
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　相　馬　和　弘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　倉　根　康　雄
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　二　木　孝　之
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　森　　　輝　雄


　　　中央自動車道高井戸・八王子間の料金撤廃を求める意見書

　平成13年に国は一連の特殊法人改革の一環として、道路４公団（日本道路公団・首
都高速道路公団・阪神高速道路公団・本州四国連絡橋公団）を平成17年度までに民営
化する方針を打ち出した。
　その民営化論議が深まる中、首都高速道路公団については現状のまま残され、現在
の日本道路公団が３つに分割されることが決定している。
　そのような形態になるとするならば、東京都内には２つの高速道路会社が誕生する
ことになり、三多摩地域に居住する者にとってはこれまでと同様、同じ都民でありな
がら二重に料金を負担するという、三多摩格差は依然として是正されないままになる
ことが予想される。
　現在東京都としては、首都高速道路公団に対し、1,822億円に上る出資と2,210億円
もの無利子貸し付けを行っているが、当然この中には三多摩都民の税金が含まれてお
り、そもそも高速道路については、本来通行料金によってその建設費が償還された時
点で無料化されるべきものと思われる。
　したがって、西東京市議会は、政府に対し、交通渋滞を引き起こす最大の要因の一
つである高速道路上にある永福・三鷹料金所を取り除くことによる利便性の向上、経
済的効果、そして同じ東京都民としての公平性の観点から、公団民営化に至るまでの
開に、中央自動車道高井戸・八王子間の料金撤廃を強く求めるものである。
　以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

　平成16年９月　日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議長　石　毛　　　茂

　提出先　内閣総理大臣、総務大臣、国土交通大臣

　労働大臣、農林水産大臣、国土交通大臣