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議員提出議案第25号

　　　北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書

　上記の議案を会議規則第14条の規定により提出する。

　　平成16年12月16目

　　　　　　　　　　　　　　　　　　提出者　西東京市議会議員　遠　藤　源太郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　賛成者　西東京市議会議員　浅　野　高　司
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議員　佐々木　順　一

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　　　北朝鮮に対して即刻経済制裁を求める意見書

　本年11月に開催された第３回日朝実務者協議で、北朝鮮の、夫と称する人物から提
供された横田めぐみさんの遺骨とされたものは、今般我が国の捜査機関のＤＮＡ鑑定
の結果、政府は全く別人のものであることを確認した。
　この北朝鮮の不誠実な行為は、我が国の尊厳を著しく損なうとともに、日朝平壌宣
言に反するのみならず、人倫にもとる極めて卑劣な行為であり、我が国及び日本国民
を愚弄するもので、日本国民として断じて許すことはできない。
　また、さきの実務者協議における安否不明者に関する北朝鮮の説明は、我が国民の
疑問に答えるものとなっていないことが今回の鑑定結果により明らかとなり、著しく
誠実を欠いた同国の姿勢は強く糾弾されなければならない。
　よって国会並びに政府におかれては、拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得
ないとの不動の立場を堅持しつつ､北朝鮮のこうした態度を厳しく糾弾するとともに、
食糧支援を中止することはもとより、即刻万景峰号の入港を差しとめるなど、北朝鮮
に対する経済制裁を直ちに発動し、拉致された日本国民の一刻も早い救出と、拉致事
件の真相究明をされるよう強く求めるものである。
　以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

　平成16年　月　日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西東京市議会議長　中　山　寛　子

　提出先　衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、財務大臣、経済産業
　　　　　大臣、国土交通大臣、国家公安委員長、警察庁長官