┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 陳情第13号 三角山(南入経塚遺跡)の保存を求める陳情(平成19年6月1日受理) 陳情事項 1 三角山(南入経塚遺跡)を、できるだけもとに近い形で保存してください。 陳情理由  住吉町五丁目にある三角山(南入経塚遺跡)は、民間信仰の対象として、地域の住 民からとても大事にされてきました。  しかし、都市計画道路調布保谷線の建設のため、三角山は東京都に売却されました。 以前は石塔もありましたが、下保谷の福泉寺に移され、今はありません。19年度中に 遺跡調査が行われ、三角山そのものも取り壊されると聞いています。  かつて、この地域に住む子どもは、「三角山をおろそかにすると必ず罰が当たる」と 大人に言われ、その言葉を信じて、三角山を恐れ、同時に大切にしてきました。  今はそういったことは、迷信として片づけられてしまいがちですが、しかし、こう いった民間信仰も、地域を持徴づける歴史的遺物の一つです。特に西東京市は歴史遺 跡があまりありませんから、共同体の中で大事に伝承されてきた民間信仰も、できる だけ保存し、守っていくのが、この市の文化レベルをあらわすバロメーターになると 考えます。  調布保谷線が建設されるのはやむを得ないにしても、石塔や塚の形などを、できる だけオリジナルに近い形で復元することは可能なはずです。  すぐ近くを西武池袋線も通っています。先祖代々守ってきた三角山をおろそかにし て、もし、大きな事故が起きては困ると感じています。そういう気持ちを持つ人が大 勢いることを理解し、ぜひ三角山の保存のために、最大限努力してくださるよう陳情 します。