┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 陳情第33号 いこいの森公園の噴水の使用再開を求める陳情 提 出 者 西東京市谷戸町   岩 西 健 二       西東京市谷戸町          平 井 眞 美       西東京市谷戸町          鶴 崎 紀 子       西東京市ひばりが丘        小 林 奈保子       西東京市住吉町          柴 山   隼  外46名 陳情事項  できるだけ早く、いこいの森公園の噴水の使用を再開し、小さな子ども       たちがまた水遊びを楽しめるようにしてください。 陳情理由  緑町3丁目のいこいの森公園の噴水が、平成19年10月2日から使用禁止となりまし た。これは、東京地方裁判所八王子支部が、「4月から10月までの午前10時から午後6 時までのあいだ、公園の噴水で水遊びをする人の声が、『都民の健康と安全を確保する 環境に関する条例』の基準を超える騒音として、仮処分の申し立て者の自宅に到達し なくなるまで、公園の噴水を使用してはならない」という内容の仮処分命令を10月1 日に出したことを受けて、西東京市がとった措置ですが、このままでいくと、来年以 降も噴水が使用できないと予想されます。  いこいの森公園の噴水は、水の全くたまらない平地に設置され、間欠的に水が噴き 上がるものです。よちよち歩きの乳幼児の場合、たとえ5センチほどであっても水が たまっていれば、そこで倒れ、溺死することも考えられます。その点、乳幼児が水に 親しむ施設としては、いこいの森公園の噴水の安全性は高く、利用者には大変喜ばれ ていました。来年以降使用できないとすれば、大変残念なことです。  西東京市が行った騒音測定の結果によると、平成18年3月4日、人の声(子ども) が60.0デシベル、同年7月22日、噴水での水遊びの声が60.3デシベル、人の声(子ど も)が59.4デシベルであったのに対し、その他カラスなどの音が両日とも上回ってお り、64.2デシベルと62.5デシベルでした。  少子化の進む中で子育てをしている親にとって、地域社会の理解と温かい支援は何 より必要なことです。しかし、都の条例によると、いこいの森公園では50デシベルを 超えると条例違反になるということですが、公園でカラスよりもずっと静かに遊んで いる子どもたちの声が騒音で条例違反だと裁判所が認めることになれば、乳幼児を持 つ親は、地域社会でますます肩身の狭い思いをします。  保育園などに通わない乳幼児を持つ親にとって、公園は貴重な子どもの遊び場です。 いこいの森公園は、よくある小さな公園と違い、自動車の通る道から子どもの遊び場 までが離れており、安心して小さな子どもたちを遊ばせることができる点で、とても 貴重です。できるだけ早く噴水の使用を再開し、小さな子どもたちがまた水遊びを楽 しめるようにしてください。