┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 議員提出議案第10号    国際園芸博覧会の多摩地域での開催に関する意見書  上記の議案を会議規則第14条第1項の規定により提出する。   平成19年9月21日                  提出者 西東京市議会議員 桐 山 ひとみ                  賛成者 西東京市議会議員 小 幡 勝 己                      西東京市議会議員 相 馬 和 弘                      西東京市議会議員 鈴 木 久 幸                      西東京市議会議員 小 林 たつや                      西東京市議会議員 新 井 五 郎                      西東京市議会議員 大 友 かく子    国際園芸博覧会の多摩地域での開催に関する意見書  21世紀は環境の世紀と言われている。地球温暖化や居住環境悪化の防止という物質 的な環境改善と同時に、心の豊かさや癒しといった精神的な充実感をもたらす環境創 造も、人類社会の目指す新しいテーマである。その実現のためには、時代を超え国や 民族を超えて人々がだれでも共感できる、花と緑の価値をいま一度見直すことの重要 性が問われている。  国際園芸博覧会は、この花と緑をモチーフとする、国際的にも最も格式が高く、伝 統あるイベントである。我が国ではこれまでに3回開催され、いずれも大いに人気を 博し、多大な成果を地域に残してきた。  多摩地域は、平成25年(2013年)に、東京都制施行70周年、東京都への多摩移管120 周年、国営昭和記念公園の開園30周年、そして多摩国体の開催という節目の年を迎え る。この年を長く人々の記憶にとどめ、緑豊かな多摩地域の魅力を広く国内外に発信 するために国際園芸博覧会を開催することは、「環境との調和」という時代の要請にも こたえるものであると考える。  国際園芸博覧会の開催を機に、交通網などの都市インフラが整備されることにより、 「理想的郊外」としての多摩地域の健全な発展が促進されるであろう。  また、都市の緑を支える都市農業の振興はもとより、環境、バイオ分野などの新し い産業の隆興や、新技術の開発が期待される。それらを集積し育成することは、多摩 地域だけではなく、東京都全体の中長期的な発展に資するものである。  多摩地域が一丸となり、多摩国体と同時に国際園芸博覧会の開催に取り組むことに より、地域の連携がますます強化される。また、開催期間中は国内外から多くの観客 が集まり、地域に大きな経済効果をもたらすとともに、東京多摩地域の知名度の向上 と国際化、市民との交流が実現する。  よって西東京市議会は、東京都に対し、平成25年(2013年)の「(仮称)東京多摩国 際園芸博覧会」の開催実現を強く要請する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成19年9月 日                       西東京市議会議長 遠 藤 源太郎   提出先 東京都知事