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│これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│
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陳情第４号　食の安全確保のため膨大な放射能を放出している青森県「六ケ所再処理
　　　　　　工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書の提出に関する陳情

提　出　者　西東京市泉町　　　　　　　　　　　　　　原　　　久　子　　　

陳情事項
　貴議会におかれましては、西東京市民の食の安全を確保するため、膨大な放射能を
放出している青森県「六ケ所再処理工場」の稼働を一刻も早く止め、閉鎖することを
求める意見書を内閣総理大臣及び経済産業大臣に提出すること。

趣　　　旨
　食の安全を脅かす事件・事故が相次いでいますが、安全な食べ物はだれにとっても
必要です。私も日々家族の食事づくりの際はできる限り安心できる食材を選んでいる
のですが、その選択の幅がどんどん狭くなってきています。国内産を心がけているの
ですが、2006年３月31日に再処理工場が本格操業と変わらないアクティブ試験が開始
されてからは「青森県産」に手が出せません。もちろん出荷している側は「安全」と
しているのですが、現状を調べれば調べるほど食べられないのです。
　2007年10月12日県原子力施設環境放射線等監視評価会議評価委員会が開かれ、県と
原燃が2007年４月〜６月に測定した、六ケ所村周辺空間放射線や農産物の放射線濃度
のデータを公表しました。「再処理工場に近い尾駮沼でトリチウムが検出された」とい
うように、微量でも危険な放射能による環境汚染が確実に始まっています。今この瞬
間にも高さ150メートルの主排気筒から空へ､３キロメートル沖合にある放流口から海
に流されている放射能は「六ヶ所村」「青森県」という行政区を超えて大地や海にたま
り続けています。
　プランクトンから始まる食物連鎖によって、最終的には人が高濃度の放射能を食物
を通じて体内に取り込むことになります。その結果遺伝子が傷つけられ、時を経てが
んや白血病などの形で身体に影響が出てきます。
　青森県の生産者が手塩にかけてつくったりんご、にんにく、長芋、ホタテなど多く
の「青森県産」が全国の店舗に並んでいます、もちろん西東京市にも。再処理工場の
問題は決して青森県だけの問題ではありません。再処理工場を閉鎖することは西東京
市民の食を守ることに直結します。そのため上記のように要請いたします。