┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 陳情第21号 通常学級に在籍する障害のある児童のための介助員制度に関する陳情         提 出 者 西東京市向台町        角 間   果 陳情事項 1 介助員制度において必要時間すべての保障をお願いいたします。 2 介助員制度の中学校への導入をお願いいたします。 趣旨(理由)  通常学級に在籍する障害のある児童のための介助員制度(以下、介助員制度)は2006 年6月に導入され、2年が経過しました。しかし、現在の制度は、必要時間の半分程 度を保障するものにとどまっており、残りについては「2分の1程度の保護者による 介助を前提」との発言が教育委員会からなされています。  制度導入前に西東京市障害児教育検討懇談会(以下、懇談会)がまとめた意見書で は、設置日数・時間数については対象児童の必要とする日数とし保護者負担を求めな いこととされておりました。それが導入段階で現在の必要時間の半分という制度にな りました。当初は予算の膨張を懸念する議論もありましたが、実際には予算が未消化 となっております。  また、懇談会で議論に取り上げられていた中学校への制度導入もなされていません。 同じ義務教育でありながらこのように中学校を区別して対象外とすることは、制度の 理念との間の整合性に疑問を呈さざるを得ません。  2006年12月には国連総会で障害者権利条約が採択され、そめ第24条ではどの子も 一般的な教育制度から除外されないことを保障しています。このような世界的な潮流 にあって、現在の介助員制度は不備があると言わざるを得ません。上記のとおりの改 善を切に希望いたします。