┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 議員提出議案第6号    都道・調布保谷線の建設に伴う踏切閉鎖の中止を求める意見書  上記の議案を会議規則第14条第1項の規定により提出する。   平成20年6月23日                  提出者 西東京市議会議員 桐 山 ひとみ                  賛成者 西東京市議会議員 小 幡 勝 己                      西東京市議会議員 鈴 木 久 幸                      西東京市議会議員 小 林 たつや                      西東京市議会議員 新 井 五 郎                      西東京市議会議員 相 馬 和 弘                      西東京市議会議員 安 斉 慎一郎                      西東京市議会議員 大 友 かく子     都道・調布保谷線の建設に伴う踏切閉鎖の中止を求める意見書  東京都は、多摩地域の重要南北路線として西東京市(区間約3.9キロメートル)を縦 断する都市計画道路3・2・6号線(調布保谷線)の建設を進めています。沿道住民 としては、区間の88%が用地買収されているこの事業の一日も早い整備を待ち望んで おります。  しかし、東京都の整備計画では、調布保谷線の整備に伴い西武池袋線と都道234号線 の踏切(保谷第5号踏切)を閉鎖する計画が示されております。これまでの住民説明 会では、この踏切の閉鎖については十分な説明や広報がなされていないため、近隣住 民は日常生活に著しい影響を及ぼす踏切閉鎖計画に多大な懸念と不安を抱いておりま す。  特に、踏切の北側に西東京消防署・下保谷出張所や保谷厚生病院があり、緊急車両 は一刻を争う状況下で頻繁に踏切を通過しております。踏切閉鎖によって消防車や救 急車は迂回を余儀なくされ、緊急出動に大幅なおくれが生じ、市民の生命と財産に重 大な影響を及ぼすおそれがあります。  踏切閉鎖の理由には、踏切の渋滞と事故の解消が挙げられていますが、調布保谷線 の立体化により、当該踏切の利用が減少することから、これらの危険性は大幅に改善 されます。これを閉鎖した場合には、近隣住民の車や自転車が南北往来のため、狭隘 な住宅街の道路に入り込み、さらに当該踏切の東側の市道1124号線の踏切に集中し、 重大な事故の危険性が増大するおそれがあります。  また、この踏切は、近隣住民にとって日常生活における南北一体の地域コミュニテ ィの重要な役割を担っています。南北に農地を耕作する農家は作業が著しく困難な状 況となり、長年の生活で培われた地域のコミュニティは南北で分断されてしまいます。  このような状況から、当該踏切の閉鎖計画は全く住民不在の計画であり、東京都の 道路行政の一方的な計画であると言わざるを得ません。この問題については、日常生 活に最も多大な影響を受ける近隣住民の理解と納得が不可欠であります。  よって、西東京市議会は、都道234号線の踏切を閉鎖する整備計画の中止を強く求め るものであります。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成20年6月 日                        西東京市議会議長 遠 藤 源太郎  提出先 東京都知事