┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 議員提出議案第11号    汚染米、事故米事件の徹底解明と再発防止、輸入米の安全を求める意見    書  上記の議案を会議規則第14条第1項の規定により提出する。   平成20年9月25日                  提出者 西東京市議会議員 藤 岡 智 明                  賛成者 西東京市議会議員 鈴 木 久 幸                      西東京市議会議員 望 月 伸 光                      西東京市議会議員 板 垣 洋 子                      西東京市議会議員 納 田 さおり    汚染米、事故米事件の徹底解明と再発防止、輸入米の安全を求める意見    書  残留農薬やカビで汚染された輸入「事故米」が、米卸売加工業者数社によって14 府県にまたがって食用として流通し、しょうちゅう、菓子、給食にまで使用されてい たことが明らかになり、国民に大きな衝撃と不安が広がり、食の安全と健康が大もと から脅かされている。  本来、事故来は輸入米のうち日本で使用できない農薬が使われていたり、カビの発 生、異臭によって食用として適さないとされており、販売してはならないものである。  農水省は、食品衛生法に違反する輸入米の流通を、工業用のり加工品などに限定し て公認してきた。今回、非食用として安く仕入れながら、価格の高い食用として転売 した卸売加工業者の行動は絶対に許せないことであり、徹底した解明をすべきである。 同時に、これを見過ごしてきた農水省の態度、なぜ事故米を輸出元に返送できなかっ たのか、厳重な検査がなぜできなかったのかなど、農水省の基本姿勢と監督責任が厳 しく問われている。                                  今回の事件の根底には、政府が年間77万トンもの輸入米(ミニマムアクセス米) を受け入れてきたことがある。この輸入米が膨大な在庫となって、国内産米を圧迫し、 食糧自給率の低下と米価下落の大きな要因ともなっている。  よって、今回の汚染米事件の徹底究明と再発防止対策、米輸入体制の見直しを直ち に図り、国民の食の安全と食糧自給率向上を講じることを強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年9月 日                         西東京市議会議長 遠 藤 源太郎  提出先 内閣総理大臣、農林水産大臣