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請願第４号　青森県六ヶ所村核燃料再処理工場本格稼働の中止と放射能海洋汚染放出
　　　　　　規制法の法整備を国に求める請願

提　出　者　六ヶ所村再処理工場を考える西東京市民の会
　　　　　　　　　　西東京市住吉町　　　　　　　　足　立　恵理子　　
　　　　　　　　　　西東京市向台町　　　　　　　　田　中　友　江　外368名

紹介議員　大　友　かく子　　相　馬　和　弘　　安　斉　慎一郎

請願事項
１　海や空を放射能で汚さないため、また、安全が保障されるまで六ヶ所村再処理工
　場本格稼働の中止を求める意見書を国に提出すること。
２　放射性物質による大気の汚染、水質の汚濁及び土壌の汚染防止のために「環境基
　本法第13条」を具現化する『放射能海洋汚染放出規制法』の法整備を国に求めるこ
　と。

請願の趣旨
　青森県六ヶ所村に建設された「六ヶ所村再処理工場」の本格稼働が始まろうとして
います。その過程で、原子力発電所が排出する１年分の放射能をたった１日で大気中
や海中に大量排出し、稼働予定年数の40年もの間、放出し続けることになると言われ
ております。放出された放射能は、消えることなく空と海の両方に広がり、東北地方
はもとより東日本全域が放射能汚染の直接的な脅威にさらされます。
　また、再処理工場の下には陸域とのプレートの境界面として海域のプレートが層を
なして存在しており、この海域の比較的近い場所で地震の起きる可能性が大きいこと
が指摘されています。国や県はこの断層の活動性を否定していますが､「2008年岩手・
宮城内陸地震」は新たな断層が震源地と言われております。早急に六ヶ所村再処理工
場の耐震設計・耐震構造の再評価が必要です。
　環境基本法第13条では、「放射性物質による大気の汚染等の防止は、原子力基本法
その他の関係法律で定めるところによる」とありますが、原子力基本法には具体的条
項がありません。