┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 陳情第32号 特別職報酬等審議会の公正をキープするため市民公募半数以上で審議会       のやり直しを求める陳情 提 出 者 西東京市田無町              だいすき西東京の会代表  藤 川 敏 明 陳 情 項 目  今回の特別職報酬等審議会(以下審議会と称す)は、市の財政状況・市民の目線・暮 らしに配慮しておらず「審議会」の公正をキープするため市民公募半数以上で「審議 会」をやり直してください。 陳 情 理 由  この4月から市長は、20%給与をカットされました。私どもはそれをベースに「審 議会」が開催され、少なくとも上記のカットに見合った是正が行われるものと期待し ておりましたが、「審議会」委員の選定に問題があり市長推薦の委員は、原田教授の改 定案に賛成するばかりで、市長の諮問にこたえて討議も検証もしておりません。  市長から、「…現行の報酬額の妥当性について、現在の社会経済情勢、市民感情及び 財政状況などを勘案し、検証する必要があると思料しますので、貴審議会の意見を示 されたく…諮問いたします」とある。  諮問にこたえるには、社会情勢・市民感情・財政状況について討議し見解をまとめ る必要があったが、「審議会」では、たくさんの資料で職員の説明を受けただけで、そ れを討議することはありませんでした。審議不十分です。  原田委員の比較格付け論は、部長の最高額を基準とし、人事院勧告と連動させたか に一見合理的なようですが、現行の倍率・間差をほぼ踏襲したことで、現行水準維持 を画策しただけでした。2007年の大幅値上げが妥当だったのか、全く検証せず、現状 追認のための数字による、小手先で市民を欺くものです。本来なら、市長の給与カッ トにあわせて副市長14%・教育長10%・常任監査役6%の給与カットすべきでした。  行財政改革に反する! ○ 合併により行財政改革を推進中であり、市の財政状況は、合併時より悪化してい  ます。さらに、合併による負債が多く今後も維持管理費が重み他市より多くの課題  を抱えていることは、認識すべきではないでしょうか。特別職の給与・報酬は、率  先して行財政改革を推進する立場であることを、市民に示すために大幅に減額すべ  きであります。 ○ 公正を期するために、本来市民公募を半数は加えるべきで、さらに「審議会」委  員選定にもまた問題がありました。社会状況も市の経済財政状況も市民感情も全く  考慮せず、25市との平均でまたもや微減で現状維持を追認しただけです。今どき  2007年の大幅引き上げを是認するような状況にはないことを自覚すべきです。 ○ 良識ある議員の皆さん、議員立法で是正してください。 ○ さもなくば、「審議会」の公正さをキープし再度審議し直すことを求めます。