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│これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│
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陳情第15号　西東京市内における下水道の生活雑排水が石神井川に流れ込む状態を改
　　　　　　善することに関する陳情（平成22年5月24日受理）　
　　　　　　　　　　
提　出　者　西東京市南町　　       　天　野　敬　也

陳情事項
　西東京市南町５丁目12番の向台橋〜南町４丁目８番の富士見橋の間において個人家
庭からの生活雑排水が石神井川に流れ込んでいるのを早急に改善することを求める。

趣旨（理由）
　本件は旧田無市から改善できていない内容ですが、陳情事項に記載した南町５丁目
12番の向台橋〜南町４丁目８番の富士見橋の間は石神井川護岸及び川底工事が数十年
前に行われて以来、水量が激減し断続的に水の流れない地域となりました。また特に
当該地域の中でも南町４−８付近の橋（橋名記名なし）から富士見橋までの間（壁面
ナンバー250付近）において、旧田無市時に下水道設備が完成して以来、石神井川に生
活雑排水が垂れ流されております。
　本件は下水道法において下水道設備整備後10年間までは、市町村の補助を受けて個
人宅から下水道本管につなぐことができましたが、本件は対象年月を大幅に過ぎてお
りますが、当該周辺地域住民といたしましては、６月中旬から９月下旬ないし10月上
旬にかけての夏場には降雨時の流れ以外で川が流れていないために生活雑排水がたま
り腐敗することで、ものすごい悪臭を放ち、その栄養価ゆえに「ボウフラ」が大量に
繁殖し蚊の大量発生につながっております。
　また、公衆衛生上の観点から昨今の温暖化により近年まれに見る疫病（新型インフ
ル・口蹄疫）に世界的な大流行を招いている点からして、放置が続くと蚊を媒介とし
て起こる日本脳炎やテング熱・マラリアなどの伝染病の大量発生を誘発する危険性が
あります。
　また本件は、一昨年度から再三下水道課に要望していますが、住民に強制力がある
対応をしていただくことができず、１級河川たる石神井川の管理を行う東京都建設
局・北多摩南部建設事務所にも相談をいたしましたが、原因が下水道設備の不備であ
る点からして西東京市下水道課が対応すべき問題であるとの見解で対応をしてくれま
せん。
　本件は旧田無市時からの不備であり、20年以上住民も整備に応じない点からして行
政代執行を伴う行政指導ができる案件ではないかと推測できるところであります。早
急にどのような対応をとるのか、東京都の建設局・環境局・小平保健所など関係機関
と早急に協議し、水量を確保し生活雑排水をためさせない措置を講じることや、下水
道管を早急に整備できるよう条例などでも構わないので解決できるように実行し、そ
れらの経過報告や決定事項などを市報及び市ホームページを通じて説明責任を果たし
公表することを求め陳情いたします。