┌────────────────────────────────┐ │これは森てるおのホームページ用に参考用として掲載したものであり、│ │誤字、脱字等がある場合があります。正確なものを必要とする場合は、│ │西東京市ホームページ、または西東京市役所でご確認ください。   │ └――――――――――――――――――――――――――――――――┘ 議員提出議案第21号   ばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書 上記の議案を会議規則第14条第1項の規定により提出する。  平成22年6月21日               提出者 西東京市議会議員  海老沢   進               賛成者 西東京市議会議員  田 中 のりあき    ばらまき政策を排し、財政の健全化を求める意見書  我が国の財政は世界的な景気後退の中で税収が大きく減少し、国と地方を合わせた 長期債務残高が21年度末に862兆円に達するなど、危機的な状況にある。  子ども手当に象徴される理念なきばらまき政策は、国民の財政に対する不信感、将 来に対する不安感を増幅している。歳入と歳出を一体的に改革し、財源の裏づけのあ る社会保障制度を確立することが急務である。  よって国会及び政府におかれては、理念なきばらまき政策を中止するとともに、財 政を健全化するため、以下の施策を推進されることを強く求める。 1 年金、医療、介護などの社会保障制度をさらに充実させるため、経済状況の好転  と税金の無駄遣いの改善を前提に、消費税を含む税制の抜本改革を行うこと。 2 健全財政の維持を内閣の責任とする「財政責任法」を法制化し、「恒久政策には恒  久財源」との原則を確立すること。 3 子ども手当を全面的に見直し、保育所の整備・拡充や給付型奨学金など、子育て  家庭が真に必要とする施策を実施すること。 4 公務員の天下りの根絶、独立行政法人などでの税金の無駄遣いの改善など、徹底  した行政改革を行うとともに、国家公務員人件費を削減すること。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。   平成22年 月 日                       西東京市議会議長 浅 野 高 司  提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、国家戦略担当大臣、      厚生労働大臣、行政刷新担当大臣、内閣官房長官