陳情第30号 柳泉園の焼却炉においてプラスチックの焼却をしないことを求める陳情(平成13        年9月6日受理) 提 出 者 西東京市泉町                多摩きた生活クラブ生協保谷ひばり支部代表 山 田 真 澄                多摩きた生活クラブ生協保谷いずみ支部代表 保 谷 七緒美  ごみの処理は各自治体の廃棄物処理基本計画に沿って行われることが決められています。  西東京市において、基本計画はまだ作成されておりません。旧両市の基本計画では、プラス チックは不燃ごみと分類されています。新しい基本計画に市民の意見を継続して反映してくだ さい。つまり、プラスチック類を焼却することはごみ政策の後退と考えます。  一昨年、生活クラブ生協では「松葉のダイオキシン調査」を実施しました。保谷・清瀬・東 久留米から高濃度のダイオキシンが検出され、その後の調査でも柳泉園周辺の土壌からは高濃 度のダイオキシンやカドミウム、鉛、砒素等の重金属も検出されました。それらの物質の毒性 は非常に強く、幼い子どもたちや生まれてくる胎児に危険な影響が懸念されます。私たちは、 そのことに目をつふるわけにはいきません。市民の健康と利益を守るため、プラスチックの焼 却を行わないことを要望します。  市民への啓蒙・啓発を行政だけに任せず、市民もみずから意識を変えていかなくてはなりま せん。行政が責任と自信を持って「容器包装リサイクル法」に基づいた処理をし、水分の多い 生ごみを減らす制度をつくっていけば必ず市民は理解し、協力します。情報を公開し、初期に 想定される混乱を市民とともに乗り越え、これ以上環境を汚さないようにしてください。  1.柳泉園の焼却炉においてプラスチックの焼却をしないでください。