陳情第36号 容器包装リサイクル法の完全実施のため、ストックヤードの早期設置を求める陳       情(平成13年9月10日受理)                                ( 建 設 委員会付託) 提 出 者 西東京市泉町               多摩きた生活クラブ生協保谷いずみ支部代表 保 谷 七緒美                 多摩きた生活クラブ生協保谷ひぱり支部 山 田 真 澄       西東京市ひばりが丘北                     ごみゼロを目指す市民の会代表 坪 井 照 子       西東京市東町                     移動サポートひらけごま理事長 秋 山 糸 織       西東京市泉町             「水を守る会」代表 森 井 雅 子       西東京市東町           東京第一友の会南沢方面 山 口 佳 子       西東京市西原町       多摩リサイクル市民連邦西東京 池 田 干 城       西東京市南町               ジャガイモの会 金 成 ハツエ       西東京市西原町  企業組合ワーカーズ・コレクテイプ翔代表 宮 坂 幸 代  21世紀は環境の時代だと言われています。その大きい柱の1つが資源循環型社会の形成です。 昨年「循環型社会形成推進基本法」が成立し、その第5条に「…廃棄物の発生抑制が最優先で、 次に再利用、リサイクル…」と明記されていることからも自治体はその実体をつくっていくこ とが求められています。  また、2000年に容器包装リサイクル法の本格実施が始まり、その他プラスチックも対象にな りました。しかしここ数年、ペットボトルを初めとする使い捨て容器の生産は急激に伸び、そ の他プラスチックの廃棄量も増加の一途をたどっています。柳泉園組合の調査によれば、不燃、 プラスチック中の70〜75%が包装容器プラスチックです。  容器包装リサイクル法は、事業者負担が軽く、発生抑制やリユースの視点が弱い等の不備か ら、自治体の負担が重い法であることは否めません。しかし、だからといって「最終処分揚が 逼迫しているからプラスチックを焼却する」選択はもっと基本的に人類の存亡にかかわる問題 です。プラスチックを焼却することにより、ダイオキシンを初めとする有害化学物質や多数の 重金属類(鉛・カドミウム・砒素など)が発生するからです。また、プラスチック焼却は、長 い歴史を重ねてきた市民の分別意識を大きく後退させ、大量生産・大量消費・大量廃棄社会を 支えることになり、循環型社会の形成に逆行することにつながります。  以上のことから、以下を陳情する。  1.容器包装リサイクル法の完全実施に取り組むこと  2.プラスチック類の焼却をやめるために、早期に西東京市にストックヤードの確保を図るこ   と