陳情第42号 向台学童クラブの分室化・第二学童クラブ設置を求める陳情(平成13年10月22       日受理) 提 出 者 西東京市南町    西 村 幸 生 陳情趣旨  向台地域では、近年住宅化が進んできており、向台学童クラブにおいても慢性的な定員の超 過(未措置児の発生)状態が10年来続いています。  1995年の9月議会に、「向台学童クラブ全員入所の請願」を提出し審議していただくなど検 討していただきましたが、残念ながら改善されるに至らず、毎年5名〜10名程度の未措置児を 出す事態が続いています。  向台学童クラブは、定員50名・運用定員55名ということできましたが、市の合併に伴い今年 度より、運用定員60名となり従来より5名多く受け入れてもらえるようになりました。「希望 者は全員受け入れていく」という市の姿勢に感謝しています。しかしながら今年度も4月時点 で4名の未措置児が出てしまいました。  特に、今年度の向台学童クラブ在籍児は、1年29名、2年21名、3年8名、障害児2名とな っており、来年度の1年生の入所希望者が今年度程度でしたら、1・2年生の児童で運用定員 に達する可能性があり、大量の(20名以上)未措愛児の発生が予想されます。 98年の学童保育 の国による法制化、共働き家庭における学童保育の認識の増大等により今後さらに学童保育の ニーズがふえていくものと思われます。まして、先年よりの育成料の徴収を期に、4年生にも 学童の門が開かれたこともあり、今後働く親にとっての学童クラブの必要性は増す一方だと思 われます。  既にパンク状態の向台学童クラブにおける未措置児の解消のためには、分室化による「向台 第二学童クラブ」の設置以外にはないと思えます。  小学校の低学年の児童が、放課後・夏休みなどの休みの時間を生き生きと過ごせるよう。ま た、働く親が心配なく仕事ができる地域環境をつくっていただくために、希望者が全員入れる よう「向台第二学童クラブ」の来年度よりの設置を心よりお願いします。  また、1996年の向台学童クラブの建てかえ時より凍結になっています、屋上に建設予定の児 童館の設置のことも、向台学童クラブ分室化とあわせて御検討いただきたくお願いします。