陳情第7号 「(仮称)西東京市女性センター」を設置することについての陳情        (平成14年3月1日受理) 提出者 西東京市富士町    ステーション21        神島由紀子     西東京市新町     保谷母親連絡         大西 妙子     西東京市柳沢     市民自治井戸端会議      柳田由紀子     西東京市東伏見    ふみだし会          新宮 洋子     西東京市下保谷    憲法をまなぶ会        都丸 泰江     西東京市富士町    日本婦人会議保谷支部     北條佐千子     西東京市保呑町    男女平等参両社会をめざす会  金尾 敏恵 要 旨  男女平等参両社会の実現に向けて、西東京市として積極的に施策を展開していくため に、早急に(仮称)女性センターを設置してください。 理 由  男女がそれぞれ個人として自立し、お互いの人権を尊重して平等に参画していく社会 の実現は、21世紀における重要な課題です。  1999年、国では「男女共同参画社会基本法」を制定し、2000年には「東京都男女平等 参画基本条例」が施行されましたが、各市町村においても男女共同参両社会実現のため の施策について、基本的な計画を定めることを求めています。しかし、合併して1年経 過した現在、西東京市男女平等推進プランの策定に向けての動きはいまだにありません。  近年男女を取り巻く状況は目まぐるしく変化しており、これらの問題に対応する新た な施策の展開が必要になっています。とりわけドメスティック・バイオレンスの被害に 対応できる窓口の設置や、女性中心の子育てから男女がともに担う子育て環境へのサポ ートなどが早急に求められています。  これまで私たちは旧田無・保谷両市で、女性の自立や能力開発を促す情報の収集と提 供、男女平等参両社会実現のための市民の学習・活動・交流の支援などの場所としてセ ンターの設置を要望してきました。西東京市におきましても、男女平等を推進するため の機能を十分発揮できるような組織と場所の確保が必要です。早期実現を要望します。  ここに、新しい自治体の積極的な施策として、(仮称)女性センターの新設を早急に行 ってくださいますよう陳情いたします。