陳情第15号 肢体不自由児・者の学校卒業後の進路の確保を求める陳情                               (平成14年5月23日受理) 提 出 者 西東京市芝久保町        西東京市肢体不自由児・者の進路を考える会  市 川 富士子  外2名  私たち「西東京市肢体不自由児・者の進路を考える会」は、肢体不自由児・者が地域の中で ともに生活を送れるよう学校卒業後の進路先の確保と生活の充実を目指して活動している会で す。  私たち会員の子どもたちは重度・重複障害児が多く、日常生活において配慮を必要とします。 そのため、一般就労や作業所・授産施設への通所は難しく、学校卒業後の進路先として福祉セ ンター内作業訓練室Iを希望する者が大多数です。  個に応じた活動(陶芸・スポーツレクリエーションなど)をしながら、時々車いすからおり、 身体を伸ばし、体位を変えるための時間や場所・人手を多く必要とします。また、社会参加を 望む親子にとって、遠距離通所は身体に負担がかかり過ぎるため、西東京市内での週5日間の 通所を強く希望しています。  福祉センター内作業訓練室Iに関しては、平成14年4月1日現在、定員枠7名のうちあきは 2名ですが、今後、全会員25名のうち平成14年度卒業(3名)、平成15年度卒業(1名)、平成 16年度卒業(4名)と続き、定員オーバーとなることは必至です。  希望者が通所できない場合、在宅となってしまう可能性があります。今まで学校生活で培っ てきた能力・生活リズムを生かすためにも、毎日通える場を切に望み、希望者全員が通所でき るよう基盤整備をしてください。