陳情第17号 公民館と予約システムの導入についての陳情(平成i4年6月3日受理) 提 出 者 西東京市泉町           井 手  晃   外2名 陳情項目 1 公民館も含めて、公共施設の予約システム化を進めてください。 2 公民館の使用の区分を工夫して、できるだけ利用の回数をふやせる予約システムにしてく  ださい。 3 利用者全員の参加が担保されない現状の調整会議にかわる予約システムをつくってくださ  い。 4 高齢者に対する予約システムの申し込みについては生涯学習からの観点も考えてください。 陳情要旨  合併に伴う西東京市の建設計画の4大重点施策にも示されている柱の1つとしての地域情報 化を進めることについては、当然市民サービス向上の一環として「いつでも、だれでも、どこ でも、どこからでも」市民が公共施設の使用の申し込みができることだと思っています。  この意味から、今回の公共予約システム化は、まさにこの計画の具体化だと考えていますの で、積極的にこの計画を進めてください。 1 今日私どもを取り巻く生活の中で、物事のIT化は目を見張るものがあります。特に日常  生活の中で、例えば家庭の中でもTVやエアコン、電話、インターネツト、携帯電話等の使  用や郵便局や銀行等の金融機関の預金の出し入れや送金振り込み、電車や新幹線、飛行機等  の交通機関の切符の購入や予約取りなどに見られるように、今後もさらに各分野でIT化が  進み、利便性が進んでいくことが十二分に予測されますので、IT化によるシステム化は当  然と考えています。 2 公民館については、交通の便のよい田無公民館・保谷公民館に利用の希望が集中していま  す。このため利用できないサークルが必然的に多く発生しています。他の公民館の利用もと  言われますが、そこで現状の公民館の使用区分を工夫(細分化)して利用できる回数(サーク  ル)をぶやしてください。現状の利用時間より多少少なくなっても、利用できると利用でき  ないとでは天と地ほどの差です。また、サークルの活動にも影響するものと考えるからです。 3 月1回の、しかも平日の午前10時から開催されている調整会議については、合併したとき  今の方法になったときから、日中仕事をしているサラリーマンやパートの方だちなどから、  平日の会議には出席ができないので困るし、不公平であるので利用者が平等に参加できる工  夫をしてくれとの意見が出されていました。   今回の予約システムの中で重複した部分については、現状の平日調整会議でなく、システ  ムによる自動抽せんということで、この件は解決できたものとして大変仲間の中で喜んでお  ります。   今までの中で、台風の日、風雨の強い日で出席を見合わせたり、いろんな事情で開始時間  におくれて出席ができなかったり、突然当日の日程の都合がつかず、サークル仲間にも迷惑  をかけ、涙を流したこともありました。これからはサークル仲間にも迷惑をかけなくて済む  ことになり、本当に仲間同士でお互いにはっとしております。 4 少子化、高齢化が進んでいる中で、世の中は汎用的に日常生活がIT化してきています。  公民館を含む公共施設等の高齢者の利用の仕方は当然にして、増加が十分に予測されます。   生涯学習という観点から高齢者が積極的にITに取り組むことは大切な学習の一環です。  この数年のIT講習会への高齢者の参加の状況が如実に物語っています。ここで予約システ  ムを活用して学習を深めることも大変意義があるものと考えられます。