陳情第31号 車いす専用駐車場における一般車駐車禁止に関する陳情(平成14年8月27日受         理) 提 出 者 西東京市北原町             岩 下 洋 三 陳情事項  私には89歳になる特養に入所している母がいます。よく、通院や旅行に出かける際に専用駐 車場に一般車が駐車していて、不便を感じるとともに憤りを感じます。車いすのマークのない 車は専用駐車場に置いてほしくないのです。モラルの低さというか、自分さえよければよいと いう自分勝手な振る舞いです。駐車禁止の法制化をすれば障害者でシールを張っていない車も 張っていくと思います。米国なども法制化され、罰金を取られるとのことです。今の状態では、 注意しても何でそんなふうに言われなければいけないのかと逆に食ってかかられるとのことで す。  昨年、外環の新倉パーキングエリアで、母がトイレに行きたいと言ったので、専用駐車場に とめようとしたら、2台も一般車がとめていました。仕方がないので、遠くの一般駐車場にと めて、何とかトイレヘ連れていきました。我々2人は必死で旅行をしているのです。一般の観 光客のようにのんきに旅行をしているのではないのです。本当に腹が立つとともにせっかくの 旅行が台なしになりました。  西東京市のある総合病院で、専用駐車場を設けてほしいと投書をしたら、半年くらいで設け ていただきました。しかし相変わらず一般車がとめています。何の意味もありません。田無警 察署に連絡したら、病院に連絡をすると好意的に言ってくれました。しかし、巣鴨警察署に行 ったら、法制化されていないので、注意するのは難しいと言われました。  清瀬市のある病院では投書をしたら、法制化をしていないので無理とのこと。また、内科の 病気で専用駐車場に置く場合もあるので、規制は難しいと院長から返事がありました。それな ら、内科的病気でもシールを車に張ればよいではないですか。  世の中には常識的な人ばかりではありません。注意して、逆に被害に遺うことも考えられま す。法制化をして厳しく取り締まりをしていただきたいのです。  私は89歳の母の余生をよりよいものにしていくため、一生懸命に生きています。Q・O・L  (クオリティ・オブ・ライフ)をよくするため、そして、A・D・L(アクティビティーデー リー・ライフ)を向上するため、毎日特養に通いリハビリをしています。そのためにも車に乗 っての外出は欠かせません。  一刻も早く、車いすの専用駐車場の一般車駐車禁止の法制化をお願いします。  これは国に意見書の提出をお願い申し上げます。  この伴について国土交通有に平成14年2月9日にメールでお送りしましたが、いまだに回答 をいただいていません。