議員提出議案第18号   ILO勧告に沿ったJR不採用問題の早期解決を求める意見書  上記の議案を会議規則第14条の規定により提出する。  平成13年6月20日           提出者 西東京市議会議員 渡 部 保 男           賛成者 西東京市議会議員 二 木 考 之               西東京市議会議員 保 谷 育 彦               西東京市議会議員 森 下 典 子               西東京市議会議員 土 井 節 子               西東京市議会議員 武 藤 朝 子 ------------------------------------------------------------------------------      ILO勧告に沿ったJR不採用問題の早期解決を求める意見書   1987年4月1日に国鉄が分割・民営化され、JR各社が発足した際に、旧国鉄職  員の一部がJR各社に採用されていない、いわゆるIR不採用問題が生じて15年目  を迎えましたが、いまだに解決に至っていません。   この間、一昨年5月には、自民、民主、公明、社民、共産、自由、参議院の会の  参議院各派代表がそろって政府に「早期解決」を要請し、政府も努力する意向を表  明しました。   その後、昨年5月30日、与党3党と社民党の間で「JR不採用問題の打開につい  て」(4党合意)が取りまとめられ、本年1月に国鉄労働組合もこれを受け入れる  ことを決定しました。   また、昨年11月17日に出されたILO(国際労働機関)の勧告は、「4党合意を、  関係する労働者が公正な補償が受けられるよう保証し、満足のいく解決に早急に到  達するためJR各社と申し立て、組合間の交渉を奨励する」諸条件を示していると  位置づけ、この受け入れを、日本政府を初めとする関係者に対して求めています。  こうした機会を逃すことなく、この問題の一刻も早い全面解決に向け、一層努力  されるよう強く要請いたします。   以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。   平成13年6月 日                   西東京市議会議長 佐々木 順 一  提出先 内閣総理大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣