議員提出議案第3号   医療費値上げ反対に関する意見書  上記の議案を会議規則第14条の規定により提出する。   平成14年3月28日                     提出者 西東京市議会議員 大 川 真 理                     賛成者 西東京市議会議員 渡 部 保 男                         西東京市議会議員 桐 山 ひとみ                         西東京市議会議員 森 下 典 子                         西東京市議会議員 安 岡 厚 子                         西東京市議会議員 葉 原 時 美 -------------------------------------------------------------------------------------     医療費値上げ反対に関する意見書  政府・与党の合意による医療改革関連法案によれば、70歳以上の患者負担が定率制(1割、た だし一定以上の所得者は2割)に改められ、自己負担の限度額については、年齢を問わず入 院・外来ともに引き上げられるなど大幅な負担増となり、特に高齢者に厳しいものとなってい ます。また、2003年度からサラリーマンの自己負担が3割に引き上げられるばかりでなく、保 険料についても総報酬制度に改められ、実質値上げが行われることになります。これはさきに できるものではありません。  医療費については、1997年に被保険者本人負担が2割に引き上げられ、介護保険については、 2001年10月から満額徴収が実施されており、2002年10月からと、引き続き2003年4月からの医 療費の値上げは、市民なかんずく高齢者などには極めて厳しい負担となるばかりでなく、受診 抑制をも強いられることになります。  よって西東京市議会は、政府に対し、以下の対策を講ずることを求めます。  1 被保険者・患者の負担増を行わないこと。  2 高齢者医療制度の対象を70歳からとし、公費負担を5割とすること。  3 懸案の諸事項を改善じ、「安心と信頼の医療制度」を確立すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。   平成14年3月 日                            西東京市議会議長 佐々木 順 一  提出先 内閣総理大臣、厚生労働大臣