議員提出議案第8号    鈴木宗男衆議院議員辞職を求める意見書  上記の議案を会議規則第14条の規定により提出する。   平成14年3月28曰                     提出者 西東京市議会議員 石 毛   茂                     賛成者 西東京市議会議員 相 馬 和 弘                         西東京市議会議員 安 岡 厚 子                         西東京市議会議員 茂 木 千佳子                         西東京市議会議員 森   輝 雄                         西東京市議会議員 高 梨   功 ------------------------------------------------------------------------------------    鈴木宗男衆議院議員辞職を求める意見書  清潔にして公正な政治は議会制民主主義の根幹をなすものである。選挙という国民の厳粛な 信託に基づき構成された衆議院の任務は重大であり、議員もまた姿勢を正して行動すべきこと は言うまでもないところである。  しかし、鈴木宗男衆議院議員は、外務省をめぐって噴出した自分白身にかかわる一連の疑惑 について、みずから真摯な姿勢を全く示さず、言いわけに終始したあげくに、あろうことか事 実を隠ぺいしようとするその姿勢は、まことに遺憾である。同議員の外国人私設秘書問題は、 諸外国に我が国外交政策への重大な疑念を生じさせ、国益の甚大な喪失をもたらした。  また、「北方四島人道支援」事業の私物化問題は、我が国の北方返還政策をねじ曲げた。ケ ニヤの水力発電事業問題などのアフリカにおけるODAと同議員への政治資金供与にかかわる 問題等々、相次いで浮上する疑惑。しかもこの疑惑は外務省にとどまらず、省庁の横断的な様 相を帯びている。  これらの事態の重大さを理解するならば、当然みずからがかかわった政官業癒着政治の実態 を明らかにした上で、議員としての身の処し方について思い至ってしかるべきである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成14年3月 日                       西東京市議会議長 佐々木 順 一  提出先 衆議院議長