平成12年陳情第6号  平成12年2月29日受理    障害者の自立・社会参加を進める福祉サービス充実のための陳情書 く陳情要旨> 1 一人一人の障害者の機能回復・維持に必要な機能訓練の内容、回数などを調査し、  おのおのが十分訓練が受けられるように事業を充実してください。 2 障害者(児)のための身近な場所での宿泊を伴う緊急一時保護、シ∃ートステイ  事業を実施してください。 3 障害者対象の食事サービス、入浴サービスを、高齢者対象事業や市内の施設を有  効利用して、早急に実施してください。 <陳情理由> 1 障害のある人たちの自立・社会参加支援には、機能回復、機能維持のための機能  訓練が十分保障されることが必要です。現在障害者福祉センターで行われている機  能訓練事業は過密状態にあり、必要回数分の機能訓練を受けられない状況です。   私たちの仲間にも、十分訓練が受けられないまま、少しずつ機能が落ちている人  が何人かいます。私たち障害者にとって十分な機能訓練が受けられるかどうかは、  生活していく上ではまさに死活問題とも言えます。 2 障害者(児)の家族にとって、いざというときに預かってもらえる場所が欲しい  という要望は切実です。また、介助者の休養のためのシ∃ートステイは、高齢者福  祉サービスと比較しても必要性は明らかで、高齢化していく親や家族にとっては緊  急課題です。   一方、現在行われている、花岡学園による宿泊を伴う緊急一時保護事業について  は、利用後、本人の様子が変わってしまい、介助が大変になったとの声もあり、利  用実績から、その使い勝手がよくないことは明白です。一日も早く身近なところに  気軽に利用できる受け入れ先の確保が求められています。 3 現在高齢者対象の食事サービスは実施されていますが、障害者には行われていま  せん。   特に、単身の障害者は、いわゆるコンビニ弁当などを利用することが多く、健康  の面からも、食事サービスの実施が急がれます。   また、障害者の入浴サービスは、巡回入浴車利用や介護サービスなどで月4回程  度しか確保できていません。特別養護老人ホームでも、週2回の入浴が実施されて  いますが、若い障害者はより多くの入浴を必要としています。    平成12年2月29日             陳情者代表              保谷市本町              新障害者福祉センター建設を要望する住民の会                  代 表  芳  賀  敏  美  保谷市議会議長   渡  部  保  男 殿