平成12年陳情第23号  平成12年8月28日受理    公教育の場での「日の丸・君が代」強制に反対する陳情書 【陳情の要旨】  「国旗・国歌法」が制定されましたが、保谷市立小学校・中学校の卒業式・入 学式等において、「日の丸・君が代」を強制しないことを求めます。 【陳情の理由】  さきの6月議会では、私たちが出した同趣旨の陳情の採択が否決されました。  昨年8月の国旗・国歌法制定時に政府は、教育現場においても強制や罰則はな いと答弁しています。また、1994年に日本政府も批准した「子どもの権利条 約」でも、第14条 思想、良心、宗教の自由の尊重がうたわれており、「日の 丸」「君が代」の強制は、それにも抵触します。  保谷市議会のさきの決議は、政府の見解、答弁、及び「子どもの権利条約」に 反するものではないでしようか。  ここに、再度「日の丸」「君が代」を教育の現場において強制しないよう求め ます。  教職員もまた、思想・良心の自由が侵害されないことを求めます。  平成12年8月28日                 陳情者代表                  保谷市富士町                   日の丸・君が代ネットワーク                   代 表  牧  子  真佐子  保谷市議会議長   渡 部 保 男 殿