平成12年陳情第27号   平成12年9月7日受理     ひばりが丘4丁目地区の水害防止・市道復元・災害緊急時の避難場所の設置・緑地     の確保等についての陳情書  陳情事項   旧三和銀行グランド跡地の件について、その土地を取得した住宅建設会社から別紙のと  おりの文書が隣接地の住民に配布されました。私たちはそこで初めてグランドが売却され  た事実を知りました。   この件につき私たち住民は重大な関心を持たざるを得ません。市当局におかれましても、  この住宅建設会社のマンション建設時期と同時期に下記事項につき実施されることを強く  陳情いたします。               記  1 水害の防止について   私たちが現在居住している“ひばりが丘4丁目”地区では、昭和30年代から40年代  にかけての開発による雑木林の壊滅、農地の急激な減少等による保水力の大幅な低下に直  面しました。そしてこのため、雷雨・台風時等には、御承知のとおり水害が発生していま  す。これを解消するため   (1)本願寺墓地・グランド跡地の排水について、当地区に大量の雨水が流入しないよ      う下水道の配管をすること   (2)当地区の下水道の配管の径を太くすること   (3)浸透性を考慮した貯水池を設置すること  2 東京本願寺墓地西側の市道326号線の整備と「まへさわ道」を復元整備すること   (1)東京本願寺西側の市道326号線は田無市、保谷市、東久留米市を南北に通ずる     “ひばりが丘4丁目地区”にとっては大切な道路であるにもかかわらず、旧三和銀     行グランドで打ち切られ、しかも道幅が狭く、安全上も防災上も問題のある道路で     あることがつとに指摘されています。これを安全上も防災上も問題のない道路とし     て整備されたい。   (2)また、本道路が江戸時代からの古道であることは、六角地蔵地点の所沢街道との     分岐点にある庚申塚に彫刻されている文言により明白です。にもかかわらず、市当     局が三和銀行に売却した時点で消滅しましたが、このたび三和銀行の手を離れて住     宅地として再開発されるに際し、この道路を復元して、整備し、住民のための有用     な道路として復活すること。  3 緊急時の避難場所の確保    現在当地区の避難場所は中原小学校ですが、同校を避難場所とする地区は多くて入り切   れるのかという心配があります。また、マンションができれば、それだけ住民も増加する   のは当然のことで、避難場所の指定、避難時の必要物品の倉庫等が必要と考えられます。  4 緑地の確保   ひばりが丘団地の緑とあわせて、緑豊かな、住みやすい“ふるさと”を子どもたち、孫   たちのために残したいものです。  理 由   当地区住民の生活の安定のため、ぜひとも必要な施策と考えます。  添付書類   1 案内図・水害発生地区図   2 マンション建設用地取得のお知らせ   3(株)大京・殖産住宅相互会社への申入書    平成12年9月7日                  陳情者代表                   保谷市ひばりが丘                    保谷市ひばりが丘4丁目自治会                    会 長  鈴  木  昌  雄  保谷市議会議長   渡  部  保  男 殿 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【添付書類省略】