平成11年陳情第24号  平成11年7月29日受理    教育予算の復活を求める陳情書 陳情項目  不登校やいじめ問題など、多くの困難な教育状況に対して、保谷市教育委員会 を初め各小中学校の教職員の方々の日ごろの御尽力に敬意を表します。  子どもたちが健やかに成長できる教育条件の充実・改善の努力は、今日の保谷 市行政の重要課題であります。  特に、次の行政施策は、緊急に予算措置を行うことを陳情いたします。 1 音楽鑑賞教室のバス借り上げの費用を復活すること。 【陳情趣旨】こもれびホールまで約1時間も徒歩で行かなければ音楽鑑賞教室に 参加できないという実態は、早急にバス借り上げの予算措置により解消してくだ さい。児童の安全上の問題のみでなく、悪天候の場合、保谷二小・東伏見小・中 原小の子どもたちは大きな困難を抱えます。これまでどおりバス借り上げを行っ てください。 2 卒業対策補助金(アルバム費)を復活すること。 【陳情趣旨】卒業アルバムは、学校生活のまとめとして子どもたちの重要な記念 です。昨今、児童生徒数の減少に伴い、アルバム1冊の単価上昇が避けられず、 保護者の大きな負担となっています。新たな他の卒業記念品にかえるのではなく、 従来どおりの卒業アルバム代補助を行えるよう、予算措置を求めます。 3 全学年対象、各校で実施の演劇教室を、従来どおりの規模で実施できるよう にすること。 【陳情趣旨】文部省が「心の教育の推進」の重要性を打ち出しているように、演 劇鑑賞教室は、子どもたちの心を豊かにはぐくむ舞台芸術に身近に触れることが できる極めて貴重な体験学習の場となってきました。この学習の機会を、6年間 に1度だけにするということは、教育行政の手抜きであります。今こそ保谷の学 校教育を充実させるために必要十分な予算増額を進めることが求められています。 平成11年7月29日                 陳情者代表                 保谷市本町                 保谷市民主教育を守る会                 会長 大橋喜美雄 保谷市議会議長 渡部保男 殿