平成11年陳情第40号  平成11年11月26日受理    宿泊を伴う緊急一時保護制度の整備についての陳情書  障害児・者を抱える家族の大きな悩みの一つが、いざというときに預かってもらえ る場所がないということです。  親戚の冠婚葬祭などの際、結局参加をあきらめ、寂しい思いをするだけでなく、親 戚関係にもひびが入るなど、多くの人たちがっらい目に遭っています。  障害児の母親が入院するなどの場合は、もっと困ります。そのため、一時しのぎの 治療で病気をこじらせてしまう人もいます。  保谷市には緊急一時保護の場所があるといいますが、その場所は檜原村です。こん な遠隔の場所では預けるのに勇気が要ります。  また、世話をしてくださる方についても、それなりの専門の知識や技術を持ってい る方でないと、場合によっては生命にもかかわります。  先日の文教厚生委員会の審査では、本年度の緊急一時保護利用者は4件だと聞きま した。この実情を見て、利用をあきらめている人が多いのではないかと思います。  以上のような事情から、次のことを陳情いたします。 陳情項目  1 早急に市内に宿泊を伴う緊急一時保護の場所を設けてください。  2 その方法については、障害者及びその家族の意見を十分に反映したものにして   ください。   平成11年11月26日                   陳情者代表                    保谷市柳沢                     保谷市障害者福祉をすすめる会                     会 長 横 田 美恵子  保谷市議会議長   渡  部  保  男 殿