平成11年陳情第45号  平成11年11月29日受理    保谷市図書館設置条例改正に関する陳情書 1 要 旨  このたびの保谷市図書館設置条例第4条2項の削除案に反対し、保谷市図書館職員 の専門性を守ってくださるようお願いします。 2 理 由  私たちひばり北絵本の会は結成されて8年、大切な子どもたちに少しでも多くのす ばらしい絵本に出会ってほしい、そんな思いを胸に活動してまいりました。  また、絵本の大切さを知った母親たちがボランティアで学校に出向き、子どもたち に絵本の読み聞かせも行っています。  私たちの生の声で子どもたちに本を読んであげること、それは子どもたちにとって 母親が「あなたを愛しているのよ」と語りかけている、愛の体験をしているときなの です。  本を読んであげているときの子どもたちのあふれるばかりの笑顔を励みに頑張って きた、そんな私たちを常にそばで支えてくださったのは、専門の知識を持った専門職 員の皆さんです。選考に迷ったとき、もう少し詳しく知りたいと思ったとき等、懇切 丁寧、そして迅速に私たちの要求に優しくこたえてくださいました。これはひとえに 本を愛し、専門的に本のことを学んでこられた司書資格を持った職員だからこそでき たことにほかなりません。  このたびの条例改正で、保谷市図書館の職員の専門性が守られなくなると知り、不 安です。置いてある本の質も信頼できなくなっては困ります。今のサービスを決して 落とさないために、これからも私たち市民が保谷市図書館を信頼できるように、図書 館設置条例第4条2項が削除されることがないようお願いします。  平成11年11月29日                        陳情者代表                         保谷市ひばりが丘北                          ひばり北絵本の会                          加  藤  佳  子  保谷市議会議長    渡  部  保  男 殿