平成11年陳情第46号  平成11年11月29日受理    保谷市図書館設置条例第4条2項の削除に関する陳情書 1 要 旨  保谷市図書館設置条例第4条2項の削除をやめてください。 2 理 由  私たちは小学生の子どもを持つ母親のグループとして、子どもたちに読書の楽しさを 伝えるため、本の読み聞かせやお話し会等をしてまいりました。その中で、本を選ぶこ との難しさや、より多くの子どもたちが本に触れられる環境をつくることの難しさを感 じています。  この活動において、図書館は非常に重要な役割を果たしています。専門家の目で選び 抜かれた蔵書をもとに、児童書担当の司書の方々に選書の相談に乗っていただいたり、 また学級文庫を開く際には知識と経験を生かした適切な助言をいただいております。そ のおかげで読書の輪は、着実に子どもたちの間に広がりつつあります。  このたび提案されている条例改正(案)では、図書館職員の方の専門性が失われるお それがあると思います。子どもたちの活字離れが問題となっている今日、広がりつつあ る学級文庫や読み聞かせの輪を守るためにも、図書館館長、副館長、地域館長、司書、 及び司書補には図書館法第5条に規定されている専門職の方を、ぜひ採用してくださる ようお願いいたします。  平成11年11月29日                   陳情書代表                    保谷市柳沢                     読み聞かせの会「おはなしどんどん」                     代表 片 山 みどり 保谷市議会議長  渡  部  保  男 殿