議員提出議案第16号    障害者のための都の福祉手当、医療費の助成制度をもとに戻すことを求め    る意見書  上記の議案を提出する。   平成12年12月11日提出                     提 出 者  安 斉 慎一郎                     賛 成 者  森 下 典 子                       〃    林   一 夫 保谷市議会議長   渡  部  保  男 殿 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    障害者のための都の福祉手当、医療費の助成制度をもとに戻すことを求め    る意見書  東京都は「福祉施策の新たな展開」と称し、重度心身障害者手当、心身障害者 福祉手当、心身障害者医療費助成の各制度について所得制限強化や本人負担導入 を行い、施策水準を引き下げた。  介護保険の導入により、従来障害者向けの訪問介護などの在宅サービスを無料 で受けていた高齢の障害者が、介護保険を優先的に適用されるため1割負担を余 儀なくされている。  また、未成年の障害者がいる世帯の7割が所得制限の導入によって重度心身障 害者手当の支給を受けられなくなり、生命にかかわる新たな困難が生まれている。  これらの福祉手当や医療費の無料制度は、障害者が生きていくために不可欠の ものである。  よって保谷市議会は、重度心身障害者手当、心身障害者福祉手当、心身障害者 医療費助成の各制度をもとに戻すことを求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成12年12月  日                      東京都保谷市議会議長                        渡  部  保  男 東京都知事 あて