議員提出議案第23号    労働行政の充実・強化に関する意見書  上記の議案を提出する。   平成12年12月11日提出                    提 出 者  茂 木 千佳子                    賛 成 者  二 木 孝 之                      〃    麦 倉 一 眞                      〃    佐 藤   満                      〃    高 梨   功                      〃    森   輝 雄                      〃    林   一 夫 保谷市議会議長   渡  部  保  男 殿 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    労働行政の充実・強化に関する意見書  長引く不況の中で、厳しい環境に置かれている勤労者と経営者に対し、雇用対策・ 職業能力開発・労働相談など労働行政を充実する必要があります。  現在、東京都労働経済局が計画しているという同局の「産業局」への名称変更は、 産業政策を中心とする行政に移行するものであり、労働行政の後退を招くおそれがあ ります。したがって、「産業局」への名称変更をしないよう要望します。  また、平成13年度に東京都立川・三鷹労政事務所を廃止・統合すると聞いていま す。労政事務所では労使・一般市民を対象に、労働相談・労働講座等を実施しており、 多摩地域の特徴である広域性や、23区に比較して交通機関の利便性が悪いことから、 立川・三鷹・八王子の3労政事務所を2ヵ所へ削減することは、市民に対するサービ スの低下を招くものと懸念しています。したがって、少なくとも現行の3所体制を維 持するとともに、充実・強化を要望します。  さらに、多摩地域の勤労福祉会館は、今後、全面的に市移管ないし廃館にするとの ことですが、多くの市民やサークル団体が活用していますので、方針の見直しを求め ます。あわせて、多摩地域に広域勤労者福祉センター等を設置することにより、勤労 者福祉施策を充実するよう要望します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。   平成12年12月  日                      東京都保谷市議会議長                         渡  部  保  男  東京都知事 あて