請願第2号 どの子にも基礎的な学力と豊かな人間性をはぐくむ教育を保障するために30人       学級の実現を求める請願(平成13年12月6日受理) 提 出 者 西東京市保谷町一丁目5−29  東京都教職員組合北多摩東支部                     西東京地区協議会議長  倉 橋 昭 雄                                   外6, 100名 紹介議員  大 川 真 理  森   輝 雄  達 藤 源太郎       相 馬 和 弘  土 井 節 子 請願項目 1 西東京市内の小中学校で30人学級を実施できるよう、都に働きかけてください。 2 1が困難な場合でも、西東京市独自で30人学級を実施できるよう、検討してください。 請願趣旨  私たちは、どの子も基礎的な学力をしっかり身につけ、豊かな人間性を持った人に育つこ とを願っています。しかし今日の学校では、勉強についていけない子どもがふえたり、学級 崩壊やいじめ・不登校など多くの困難を抱えています。また少年犯罪の急増などは、深刻な 社会問題ともなっています。  どの子も勉強がよくわかり楽しく通える学校にするために、小中学校の学級定数を30人 以下とし、一人一人への丁寧なきめ細かい学習指導が行われるようにすること、友達や先生 との触れ合いによって人と人との接し方を学び、社会性や協調性を育てる教育が行われるよ うにすることが、今特に求められています。  今年の3月、法律(公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律) が改正され、都道府県の判断でこれまで40人だった学級定数を減らすことが可能となりま した。  それにより、山形県ではすべての小中学校で30人学級が実現することとなりました。ま た埼玉県志木市では小学校1・2年生を25人学級とする方針が示され、埼玉県教育委員会 もそれを受け、学級編制基準を来年度から引き下げる方針を明らかにレました。  西東京市でもその意義を踏まえ、30人学級が実現できるよう都に働きかけてください。そ れが困難な場合でも、市独自で実現できるよう検討をお願いします。