請願第3号 市道た38号線の拡幅に関する請願(平成14年3月1日受理) 提 出 者 西東京市緑町        高 橋 正 一  外14名 紹 介 議 員  相 馬 和 弘  上 井 節 子  森   輝 雄          中 山 寛 子  森 下 典 子  田 崎 敏 男          浅 野  司  林   一 夫  二 木 孝 之 請願事項 1 市道た38号線の道路拡幅、排水施設の整備を行い、歩道を設置してください。 2 車の流れを分散するよう、強く市当局より指導並びに働きかけてください。 趣  旨  私たちの住む緑町三丁目7番地北側の市道た38号線は道幅6メートルで、通常でも渋滞の多 いところです。この北側の、元住友重機工業敷地の一部に、最近高さ60メートル、戸数558戸、 自動車569台、バイク53台収容の大駐車場がつくられ、しかも出入り口は一番狭い部分に6メ ートルの道路が鋭角で接続されます。  現在でも自動車の渋滞、接触事故は日常茶飯事であり、自転車及び歩行者は電柱の影や住宅 敷地内に退避を余儀なくされている状態です。従来からこの区間は危険地域のため、近隣小中 学校の通学路より外されております。また、現在でも朝夕ここが渋滞すると、通学時間帯にも かかわらず、南側の住宅地内通学路に入ってくる不心得な自動車もいます。  さらに、今年中にひばりが丘団地の建てかえ工事も開始され、やがて3,600戸の住宅と2, 200 台の駐車場もできる予定です。市道「た38」は、都市計画道路としては決定しているが、事業 決定はされていないので、いつ拡幅されるかわからないものです。  このような状態でも工事は着々と進行しています。このままマンション建設が完成されれば、 交通渋滞はもちろん、それに伴う自動車排気ガス、出入時の騒音等により近隣住民の生活環境 が劣悪化するばかりでなく、出入りするマンション住民、通行する者全員が被害者となること は明白です。大企業が共同で遂行する大プロジェクトの前に、私たち少数住民はただ嘆いてい るべきでしょうか。  建設中の振動、騒音、交通安全と完成後の電波障害、風害等については建設窓口の長谷工、 日本国土開発に説明を求め、協定を締結しましたが、その他の各種問題については、都市計画 法や関係法律に違反していないとの事出で対応は強気なことばかり、「反対者は営業妨害で訴え る」という暴言まで出ました。   「21世紀を拓き緑と活気にあふれ一人ひとりが輝くまち」  この土地は戦時中、中島飛行機工場の時代、鋳物用の廃砂の捨て場所で地盤が悪く、建物は 砂上の楼閣に等しい。したがって、重量車通行による道路の破損、上下水道工事による掘り返 し復興不良で、凹凸を通る車の振動と騒音は想像以上に激しく、居住民にとっては地獄の毎日 です。  また、この道路は南側のみの排水流しがありません。,このため、ひばりが丘団地方向からの 落ち葉が流れて排水溝をふさぎ、その水は濁流となって当住宅地南側道路、中島宅前に集中し、 深さ約60センチを超えなければ、都営住宅側の排水溝に流れない状況です。  早急に「た38」道路拡幅の促進と、道路両側に排水施設完備、マンション駐車場出入り口を2 ヵ所以上つくり、自動車の出入りを分散させて、住民が平穏で、上記スローガンの生活環境で 暮らせること、また市道を拡幅して市民の安全を守るのが西東京市の責務であるとの観点から、 一目も早く建設業者の行政指導と西東京市当局の御配慮をお願いしたく請願いたします.,