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ひとりでもできることから−1999年
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 初登庁「ノーネクタイは品位を下げる?」

 森てるおは宅配便の運転手から議員になりました。いつもの普段着で議会に出向き、初めての会議が開会しました。その直後、山田忠昭議員(現:都議会議員)から「本会議場は大変神聖な場所とされているが、前例のないふさわしくない服装の議員がいる」と指摘され、開会後わずか2分間で休憩に。 結局、その日は「作業着、ノーネクタイで議会に来るとは何事だ。議会の品位を下げることになる」「ネクタイ買ってやるからつけろ」などといった「説得」が続けられて終わってしまいました。
 やがてこの異常事態を知った報道関係者が続々とやってきました。各社は街角でインタビューを行い「ちゃんと議論すれば格好なんて別にいいんじゃないの?」「ネクタイぐらい締めればいいと思う」といった賛否両論が報道されました。 ただ、そこで怒っていたのは作業服で仕事をしている人たち。議員に「作業服は品位がない」と言われてしまったのですから。
 議場は議論をする場。結婚式や葬式などセレモニーの会場ではありません。不自然なまでに「神聖さ」を強調するのは、中身のない議論をセレモニー化し、形だけ整えようとする議員たちの魂胆があるのでしょうか?
 市民からの「バカバカしいことで議会を止めるな」という声に引き下がらざるを得なかったのか、結局は「議長預かり」となってうやむやに・・・。

 「森てるおの拡声器」発行

 「森てるおの拡声器」は森てるおが自ら執筆する議会報告です。毎回の議会終了後に発行し、これまでに15号を数えます。1回4万〜6万枚、これまでに延べ約60万枚を発行してきました。 その約1/4を森てるお本人が、残りを市民の方のご協力いただいて各戸配布(ポスティング)しています。「議員が得た情報は市民のもの」として、限られた紙面の中でできるだけコンパクトにお伝えしようと努めています。

 森てるおのホームページ開設

 保谷市議の中では「ホームページ開設第1号」となりました。「森てるおの拡声器」だけではお伝えしきれない情報や、議会の日程、議案などリアルタイムでお知らせする必要のある情報を中心に掲載しています。
 日頃、地域と関わる時間が持ちにくいサラリーマンの方や市外の方からもたくさんのご声援をいただいています。森てるおにとっては、「森てるおの拡声器」「駅頭宣伝」に並ぶ大きな相互交流媒体です。

 柳泉園でのプラスチックごみ焼却を厳しく批判し、中止させる

 保谷市ではプラスチックごみは「燃やせないごみ」として分別収集していました。ところが、市民団体の指摘で密かに焼却していたことが判明。
 森てるおは市民への背信行為を厳しく指摘し、「すぐに焼却をやめさせる」と市長に約束させました。
 ※しかし、この後「新しい焼却炉ができ、ダイオキシンも基準値内だ」として焼却を再開しました。



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